必殺!Ⅲ裏か表か

藤田まこと/京本政樹、村上弘明、鮎川いずみ、菅井きん、白木万里、笑福亭鶴瓶、柴俊夫、遠藤辰雄、山内としお、成田三樹夫、川谷拓三、織本順吉、岸部一徳、佐川満男、伊武雅刀、三田村邦彦、松坂慶子

 

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説明

ヒッサツ!Ⅲウラカオモテカ/脚本:野上龍雄、保利吉紀、中村勝行。殺陣:楠本栄一。監督:工藤栄一。主題歌:三井由美子。シリーズ第三作にして原点回帰したハードボイルドタッチを目指し成功した作品。同心の清原が殺された。彼は中村主水の同僚で隣の家に住んでいたが、枡屋という両替商をゆすって金を脅し取っていた。別件で枡屋を訪れた主水は、清原殺しの下手人が枡屋なのではないかと疑いを持つ。主水はおゆみという娘と親しくなるが、結婚を断られたおゆみは五重塔から投身自殺。主水は窮地に立たされてしまう。影の元締め真砂屋を敵にまわした主水が、仕事人仲間の太助を借りてアジトへ乗り込んで土砂降り中の殺陣で鶴瓶が殺され、そして屋敷内での大殺陣で京本政樹や柴俊夫など仕事人が次々に犠牲になるラストは出色のチャンバラ。松坂慶子が悪女役。物語中盤で主水が複数の刺客に追い詰められたり、クライマックスでは凄腕の達人である主水が死にもの狂いで斬り合いを演じた他、武器を失った秀や壱が刀を使用するなど、シリーズの見所である殺し技のテクニック描写がきわめて少ない作品である。しかしこれは、限界まで追い詰められた仕事人達の死闘を描くため、TVシリーズでは定番の殺しを魅せる様式美的なものを排除し、仕事人達の本気の戦いに重点を置いたためである。キャッチ「人が人を殺す、だが今は感が人を殺す」「神も仏も頼みにならず、この世の恨みはこの世で晴らす」。ロケは彦根城。1986年5月24日公開、豊橋松竹。【サイズ:B2】【年代:1986】