待ち伏せ

三船敏郎/中村錦之助、勝新太郎、石原裕次郎、浅丘ルリ子、有島一郎、北川美佳、市川中車、戸上城太郎、土屋嘉男、中北千枝子、佐田豊、

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説明

マチブセ/製作:三船敏郎。脚本:藤木弓、小国英雄、高岩肇、宮川一郎。音楽:佐藤勝。殺陣:久世竜。監督:稲垣浩。三船プロ製作の五大スター顔合わせのサスペンス時代劇。スター共演作品が売りではあるが物語に緊張感希薄でサスペンスとアクションバランスがどうもしっくりこない展開。外様大名の取り潰しを謀る老中水野忠邦の陰謀を阻止するのだが峠の茶屋に集まる用心棒(三船敏郎)、役人(中村錦之助)、渡世人(石原裕次郎)、御殿医くずれの怪盗(勝新太郎)、娘(浅丘ルリ子)などが絡むのだがどうもまとまらずに期待外れ。用心棒の鎬刀三郎は(三船敏郎)は“からす”(市川中車)と呼ばれる頭巾の男から小判百枚で仕事を請け負う。その途中、人里離れた三州峠でおくに(浅丘ルリ子)という女を助けた三郎は、彼女をふもとにある茶屋に預けた。茶屋には老主人の徳兵衛(有島一郎)、明るい娘お雪、そして医者くずれの玄哲(勝新太郎)がおり、渡世人の弥太郎(石原裕次郎)も現れた。そこへ盗人の辰をつかまえた役人の伊吹兵馬(中村錦之助)がやってくるが、後を追ってきた盗賊たちに襲われ人質にされる。実は玄哲こそ盗賊たちの首領だった。タイトル「待ち伏せ」は御用金行列奪還の為の「待ち伏せ」。戦前からの東宝エース監督だった稲垣浩監督の劇場演出ラスト作品。リアルタイム観賞したがテンポが遅く感じた117分。1970年4月28日〜5月22日丸物東宝、併映「不思議な仲間」【サイズ:B2】【年代:1970】