説明
ザトウイチアバレダコ/原作:子母沢寛。脚本:犬塚稔。監督:池広一夫。勝新太郎「座頭市」シリーズ第七作。甲州路へ赴いた座頭市、富士川をはさみ善玉津向の文吉(香川良介)と悪ボス武居の安五郎こと「ども安」(遠藤辰雄)の対立に巻き込まれる。やがて卑怯な手口で文吉一家を騙し討ちにして全滅させたことを知った座頭市が打ち上げ花火を背景にども安一家に怒りの仕込み杖を抜く。文吉の娘姉妹に久保菜穂子と渚まゆみ、ども安の悪用心棒が五味龍太郎、子分に杉田康、花火師が左卜全。盲目と吃音というハンデイのドラマ。大映時代劇は衰退して任侠路線に移行する東映時代劇に代わり1963年あたりから勝新太郎「座頭市」「悪名」「兵隊やくざ」「やくざ坊主」と市川雷蔵「忍びの者」「眠狂四郎」「若親分」「陸軍中野学校」等のシリーズ人気で「カツライス」コンビの黄金時代が1968年まで続く。1964年7月25日〜8月7日豊橋大映、併映「忍びの者 霧隠才蔵」。1964年9月23日〜29日銀座東映、併映「博 徒」。1965年1月3日〜5日南東映、併映「御金蔵破り」【サイズ:B2地方版&プレス四つ切】【年代:1964】