キリング・フィールド

サム・ウォータース―ン/ハイン・S・ニョール、ジョン・マルコビッチ、ジュリアン・サンズ、グレアム・ケネディ

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説明

キリング・フィールド/脚本:ブルース・ロビンソン。音楽:マイク・オールドフィールド。監督:ローランド・ジョフィ。70年代、クメール・ルージュによる内乱渦巻くカンボジアを舞台に、アメリカ人ジャーナリストと現地人助手との友情、そして流血と恐怖の戦場をリアルに描く。ピューリッツァ賞を受賞したS・シャンバーグのノンフィクションが原作。プノンペンでの混乱ぶりを描写した前半部も迫力有るが、後半、強制労働に従事させられている助手(H・S・ニョール、アカデミー助演男優賞受賞)が脱走し戦禍の大地をさまようシーンが凄まじい。M・オールドフィールドのスコアもグッド。町の住人たちは農村で強制労働させられ、子供が親をスパイするという惨状の中で、数え切れないほどの人々が殺された。辛くも脱走したニヨールは累々たる屍を踏み越えて、ある村にたどりつき、村の長の家でハウスボーイとして働くようになる。その主人もクメール・ルージュに殺されたため、託された少年とともに村を脱出するが地雷で少年は死亡、死ぬ思いをしながら、タイの難民キャンプにたどりついたのは、79年も秋になった頃。二ヨール生存の連絡を受けたサムは、タイの難民キャンプへ飛んだ。「許してくれ」とサム。「許すことなどないよ」とニョール。抱き合う二人をカーラジオから流れるジョン・レノンの“イマジン”が優しくつつみ込む。第57回アカデミー賞助演男優賞、撮影賞、編集賞3部門受賞。141分。1985年8月31日公開、豊橋ピカデリー1、併映「ビジョン・クエスト青春の賭け」。【サイズ:B2ポスター&ピカデリーチケット、チラシ】【年代:1985年】