説明
アルコロシヤノカギ/原作:藤原審爾。脚本:小滝光郎。音楽:鏑木創。監督:森一生。表向き日本舞踊師匠の新田の裏の顔は凄腕の殺し屋。ヤクザの背後には政界の黒幕の存在が。衆人監視の中で証拠を残さず針1本で殺すプロフエッショナルを描く雷蔵のクールな魅力が光る現代版藤枝梅安のシリーズ2作目。森一生監督。藤原審爾の原作『消される男』を「処女が見た」の小滝光郎がシナリオ化。市川雷蔵が非常な殺し屋に扮し、華麗なテクニックでターゲットをしとめる姿を描く。新田の表の顔は日本舞踊の師匠、裏の顔は凄腕の殺し屋。石野組幹部の荒木から、政財界の秘密を握る脱税王の朝倉を暗殺するよう依頼された新田は、朝倉の定宿であるスカイライン・ホテルへ。プールで朝倉の命を狙う新田だったが、日本舞踊の弟子である芸者の秀子の出現により中断を余儀なくされる。ようやく新田は朝倉を始末し荒木との約束場所に到着するが、そこに荒木の姿はなく無人の車が置いてあるだけだった。新田が乗ったその車は、ブレーキが意図的に壊されていた。それは荒木の裏切りを意味していた。復讐が始まる。秀子には佐藤友美、脱税王朝倉には内田朝雄、荒木に金内吉男。79分。1967年12月16日〜26日豊橋大映、併映「残侠の盃」。1968年3月27日〜4月2日松竹シネマ、併映「黄金の野郎ども」【サイズ:B2ポスター 】【年代:1967年】