ザ 力道山

力道山

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ザ リキドウザン/原作:村松友視。音楽:山下洋輔トリオ。監督:高橋伴。1945年、貧困生活を脱出しようと祖国朝鮮を離れ、力士になるため単身日本へやってきて関脇まで昇進した力道山だったが、日本人でなければ横綱になれないという現実をつきつけられ、絶望のなか酒浸りとなるがプロレスへ転向する。戦後1950年代から1960年代のプロレス界のトップであり、「空手チョップ」を武器に世界と闘って喝采を浴び、38歳で急逝したプロレスラー力道山の姿を追うドキュメンタリー。日本人同士の激闘(力道山対木村政彦)から、世界へ(シャープ兄弟やボボ・ブラジル、ルー・テーズとの対戦)はばたいた力道山は「空手チョップ」という言葉を戦後史の一ページに残した。そして、1963年(昭和38年12月)急逝。急逝した後、プロレス界は混迷の時代へ。ジャイアント馬場とアントニオ猪木が全日本プロレスと新日本プロレスという二大組織で競いあう中でプロレス熱は復活。豊登・草津・木村などの国際プロレスも加わって、次々とジャンボ鶴田、テリー・ファンク、ハルク・ホーガン、スタン・ハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアント、タイガーマスク、長州、藤波など新しいスターたちが登場。この作品はこういったブームの中で、プロレスの日本における原点となった力道山の全貌を描くドキュメンタリー。1983年8月6日公開松竹ロキシー。【サイズ:B2】【年代:1983年】