百万両秘帖 前後篇

品川隆二/山城新伍、尾上鯉之助、吉田義夫、堀正夫、渡辺篤、小田部通麿、中里阿津子、円山栄子、星美智子、千原しのぶ、南方英二

説明

ヒャクマンリョウヒチョウ ゼンコウヘン/【第二東映】脚本:高橋宏治。音楽:小沢秀夫。監督:仲木睦。巨万の秘宝を狙う怪盗風魔地獄之助一味に立ち向かう浪人疾風八郎太と女盗賊や海賊などが入り乱れての冒険時代劇、品川隆二が颯爽の美剣士で主人公、尾上鯉之助が怪盗風魔地獄之助として悪役に転向する前後篇二部作。110分。豊臣の勇将小西行長の末孫小西六道(堀正夫)一味が狙った観音像には、行長が貯えた巨万の軍用金のありかが秘められていた。細川家(山城新伍)の使命を帯びて家老遠藤(渡辺篤)は姫(中里阿津子)の後を追う。肥前に着いた八郎太の下に皆が集った。築後に渡らんとする八郎太一行は、夜の海上で地獄之助一味の襲撃を受けた。たちまち船上は修羅場と化し、姫と栄蝶(千原しのぶ)らは奪われ、八郎太は夜の海に姿を消した。地獄之助一味は第二の像から得た地図を頼りに不知火城を探し当てた。八郎太は、密かに彼らの後をずっと追っていた。不知火城の下洞穴に現れた八郎太の前に幹次(津村礼司)の銃口が狙っていた。が、今は悪業を悔い、八郎太を慕っているお竜(星美智子)は八郎太の前に立ちふさがって幹次の銃口に倒れた。その銃声に飛び出してきた梟兵衛(汐路章)は八郎太の刃に消えた。地下道の突きあたり、燦然と輝く巨宝の輝きの前に、姫と地獄之助が立っていた。八郎太、地獄之助の一騎打ちは、八郎太の刃に地獄之助は倒された。1960年12月4日〜10日豊橋国際、併映「一心太助男の中の男一匹」新東宝「まぼろし探偵幽霊島の大魔術団」三本立て。1961年7月10日〜13日南東映、併映「大爆破」【サイズ:B2】【年代:1960】