説明
ジュウイチニンノサムライ/脚本:田坂啓、国弘威雄、鈴木則文。音楽:伊福部昭。監督:工藤栄一。任侠映画全盛期に製作の集団時代劇で工藤栄一監督による「十三人の刺客」「大殺陣」に続く幕閣要人暗殺に動くテロ時代劇三部作の最終作。忍(しのぶ)藩が幕府に欺されてラストは将軍血筋の殿様暗殺を土砂降りの中で実行、管貫太郎がいつもの殿様でラストは夏八木勲VS大友柳太朗の対決。豪雨の中、刺客たちは忍藩と館林藩の境である房川の渡しで一行に追いつき、双方の壮絶な斬り合いが始まる。夏八木は菅貫太郎殿様を倒すが、そこに現れた瀕死の館林藩家老・秋吉刑部(大友柳太朗)と相討ち。生き残ったのは浪人・井戸(西村晃)だけだった。井戸は斉厚の首を取り、その場をあとにした。衝撃を受けた幕府は忍藩取り潰しを白紙に戻す物語でテロは犠牲者のお陰で成功。十一人には、夏八木勲・里見浩太郎・大川栄子・有川正治・青木義朗・林真一郎など。音楽は伊福部昭なので重厚感あるが東映時代劇の栄光は遠くなった感。1967年12月15日~22日豊橋東映、併映は「暗黒街大通り」のリバイバル。【サイズ:B2】【年代:1967】