説明
ボウドウシマネケイムショ/脚本:野上龍雄。音楽:広瀬健次郎。技斗:上野隆三。監督:中島貞夫。松方弘樹、北大路欣也を主演に中島貞夫監督がメガホンをとった「刑務所シリーズ」第2作。“囚人”という社会から隔絶された人間たちの苦悩と反逆を、中島演出による独特の視点から鋭くとらえた社会派アクション。 日本脱獄史上最大の暴動事件を煽動した鉄の男ーー鉄格子への憎しみが地獄の島根で炸裂する!「メシよっこせ~っ!メシよっこせ~っ!!」日本最大の囚人暴動を巻き起こした男の凄絶記録。 昭和23年、島根刑務所。暴力団幹部殺害の罪で9年の懲役を科せられた闇屋の沢本保(松方弘樹)は、看守から情容赦ない刑罰を受け次第に反発心を募らせる。そんな沢本とは対照的な模範囚・川村勇次(北大路欣也)は、敵対する睦会の親分殺害の罪で懲役8年の刑に服していたが、4年の刑期を残して仮出所。だが、仇討に現れた睦会組員たちを意に反して殺害し、再び刑務所へ。その頃、地獄の責めと死の恐怖に悩まされる沢本は、脱獄のチャンスを得て逃走したものの川で溺れる子供を救助、警察から表彰された際に身元がバレて、半年後にはUターン。島根刑務所では、相も変わらず看守たちの理不尽な刑罰が罷り通っていた。無駄な抵抗を嫌う川村に対し、看守に反抗し続ける沢本は、川村とは違った意味で囚人達から一目置かれる存在に。そして沢本の発した一言から、史上最大の囚人暴動が勃発。1975年6月7日~20日豊橋東映、併映「暴力学園大革命」。1975年12月13日~26日豊橋東映、併映「強盗放火殺人囚」「脱獄広島殺人囚」脱獄3本立て。【サイズ:B2】【年代:1975年】