説明
トクダネサンジュウジカン ハクチュウノキョウハク/脚本:舟橋和郎・森田新。監督:若林栄二郎。1959年に始まった「特ダネ三十時間」シリーズは1961年まで10本製作された、「警視庁物語」シリーズに続く社会部事件記者の活躍を描くシリーズ。俳優に転向してまもなかった南廣が主演、当時人気だったドラマ「事件記者」の影響もあってか、社会部記者清水浩平(南)を主人公としたシリーズ。出演者の顔ぶれはほぼ一緒なのだが役名が途中で変わる。しかもその役名を他の役者が引き継いでいる。具体的にいうと南廣は全作清水浩平だが、やはり全作に登場する神田隆は谷村デスクから部長へと変わる。その谷村の役は1,2作目では森、5,6作目では井上だった成瀬昌彦が引き継ぐといった具合だ。部長:三島雅夫→神田隆、谷村:神田隆→成瀬昌彦、森:成瀬昌彦→関山耕司、斎藤:大木史朗→佐原広二→清村耕次、飯島:関山耕司→大木史朗→佐原広二、木内:冨田浩太郎→南川直、宮田:長谷部健→北峰有二→長谷部健の感じであるが全て60分前後のSP版。添え物としてプログラムピクチャーを支える。1960年2月9日~13日銀座東映、併映「空港の魔女」「大江戸の侠児」。【サイズ:B2】【年代:1960年】