説明
ゴロツキイヌ/脚本:藤本義一。監督:村野鐵太郎。田宮二郎主演「犬」シリーズ第3作。大阪のドヤ街に戻った鴨井大介(田宮二郎)は、木村刑事(天知茂)から、同僚の宮本を殺した一六組のボス稲取(根上淳)を捜して欲しいと懇願された。葉子(水谷良重)が「殺されそうだ」と訴えた男であった。稲取の根城バー“スミレ”を訪れた大介は、サツの回し者と見られた挙句軟禁された。乾分と共謀して大会社の金をゆすっているらしい。数日後、解放された大介は、ドヤ街で葉子に会い宿屋に連れてゆかれたが、そこで大介は白浜で出会ったハジキをもった男に出会った。この男が稲取ではないのか?大介の頭に疑惑がよぎった。大介は、稲取の乾分辺見が、スミレのホステスまゆみと逃げ殺されたこと。そして会社の重役有馬の死体から大介の弾が出たことなどを木村から知らされた。稲取のモンタージュに協力した大介は、稲取を白浜に追い対決した。ウルトラCの大介と二段撃ちの稲取。夕陽に映えた二人のシルエットが揺らいだ瞬間、勝負は大介のものとなった。1965年1月23日~2月5日豊橋大映、併映「眠狂四郎 炎情剣」。1965年3月17日~23日銀座東映、併映「博徒対テキ屋」。1965年8月8日~10日南東映、併映「幕末残酷物語」。【サイズ:B2】【年代:1965年】