極悪拳法

渡瀬恒彦/大木実、沢村忠、ガッツ石松、天津敏、大塚剛、石橋雅史、山田吾一、伊吹剛、汐路章、光川環世、女屋実和子、山城新伍、曽根晴美、北村英三、有川正治、宍戸大全、川谷拓三、汐路章

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説明

ゴクアクケンポウ/脚本:村尾昭。音楽:鏑木剛。技闘:菅原俊夫。監督:小沢茂弘。武術指導:鈴木正文。渡瀬恒彦主演の空手アクション。大正三年七月、第一次世界大戦の頃、日本の参戦が世界から注目され、その動向を探るため、各国のスパイが日本に送り込まれて来た。軍司令官から、密偵狩りの命令を受けた愛国団体・東狼会の創始者・黒田東(大木実)は、稀代の拳法使い桜木鉄拳(渡瀬恒彦)に、密偵一人殺害につき三百円で依頼。鉄拳は、仲間の辰巳丑寅(沢村忠)、石丸勝心(ガッツ石松)と、ドイツ、ロシアなどに情報を売る密偵団の主脳である同海桜飯店の主人鄭(天津敏)を倒すべく横浜の南京街へ行く。まず鄭から情報を得た劉とドイツ人ヒムラーの息を止めるが、鄭を追いつめた石丸が、逆に鄭の青竜刀を受けて重傷を負う。ある日、女郎のお春とサーカス見物をしていた鉄拳は、凄絶な死闘の結果、鉄拳をかばって鄭の手裏剣を受け、絶命したお春の犠牲があり鉄拳は鄭を倒した。鄭の死にもかかわらず、日本軍の青島奇襲作戦が、ドイツに洩れていた事を事前にキャッチした軍内部から黒田は自分の安全を守るため、鉄拳を密偵に仕立てて、腹心の鷲見(石橋雅史)、海堂三兄弟(大塚剛・伊吹剛)に命じて、鉄拳暗殺を企る。黒田こそ密偵の主謀者。鷲見を倒した鉄拳は、自分がスパイ扱いにされている事を知り、東狼会に乗り込み丑寅の応援を得た鉄拳の技が冴え海堂三兄弟を血祭りにあげると怒りを込めて黒田めがけて倒す。人気ボクサー、キックボクシング・チャンピオン沢村忠やガッツ石松がキレの良いアクションを見せる。渡瀬VS天津、渡瀬VS石橋、渡瀬VS大塚剛など見せ場。空手ブームの中での小沢演出は手慣れたアクションで冴える。スタッフタイトルは最終クレジットで出演者クレジットは登場場面で字幕紹介。1974年6月29日~7月16日豊橋東映、併映「仁義なき戦い完結篇」。【サイズ:B2】【年代:1974年】