説明
アクミョウアマ/脚本:高橋二三。監督:田中重雄。東映の女番長シリーズに対抗して大映でも若者向けスケバン物が何本か製作された中の1本。主演の八並映子が中心だったが大映東京最後の作品となる。鑑別所を脱走した八並映子は追手を逃れて鎌倉の尼寺に逃げ込んで尼となって隠れる。しかし尼寺乗っ取りをはあかるヤクザと対決する事になり解決して元の鑑別所へ戻るアクション。1942年設立された大日本映画製作株式会社通称「大映」は1947年に社長に就任した永田雅一のワンマン経営となり1971年12月に不渡りを出して倒産する。長谷川一夫・市川雷蔵・勝新太郎・山本富士子・京マチ子・若尾文子・田宮二郎など人気スターや溝口健二・衣笠貞之助などの監督を抱えた大映だった。1971年11月27日~12月10日広小路豊橋大映、併映川崎あかね「蜘蛛の湯女」。1972年2月2日~8日松竹シネマ、併映「悪親分対代貸」。【サイズ:B2】【年代:1971年】