説明
サンダイカイジュウチキュウサイダイノケッセン/製作:田中友幸。脚本:関沢新一。音楽:伊福部昭。特撮監督:円谷英二 監督:本多猪四郎。挿入歌ザ・ピーナッツ「幸せを呼ぼう」。宇宙怪獣キングギドラが初登場、全長100M、体重3万トン、龍のような3つ首と2つの尾、全身金色の鱗に覆われ3つの首から引力光線を放ち破壊を繰り返す。対抗するのはゴジラ・ラドン・モスラの地球怪獣。金星を破壊した巨大怪獣は地球上のどの怪獣よりも強い雰囲気を醸し出すのだが、ゴジラは悪役から善玉への転身と怪獣の擬人化が進み会話もする事で従来の怪獣映画と宇宙SFが合体して怪獣が人間社会と共存する世界にも見える記念すべき作品。特に黒部峡谷に落ちた隕石からキングギドラの登場するまでのサスペンスは見応え、ラドンが8年振りにスクリーン復活でやはり阿蘇山から登場、最初はゴジラVSラドン、キングギドラが登場してモスラが人間に呼ばれてゴジラとラドンに協力要請しても断られ、単身キングギドラに戦いを挑み劣勢になる場面からゴジラ・ラドンが助っ人に入り4大怪獣が入り乱れて戦う。そこはキングギドラとラドンの操演とゴジラのスーツとモスラが画面一杯に繰り広げるバトル場面は見所。当時怪獣映画との併映はクレージー物か若大將物が多かったが、ゴジラ映画で正月興行はシリーズ初のことだった。1964年は「モスラ対ゴジラ」「宇宙大怪獣ドゴラ」に本作「三大怪獣地球最大の決戦」と3本の特撮怪獣映画が製作公開された初めての年となった。主演の夏木陽介と若林英子は「ドゴラ」に続く出演で、博士役の志村喬は怪獣映画最後の出演。本作品の特撮では、キングギドラの操演と合成が大きな見どころとなっている。ドラマとしては、金星人を名乗る謎の女性(若林映子)が、地球の危機を予言。彼女は、かつて金星の高度な文明を滅ぼした宇宙怪獣、キングギドラの地球攻撃を訴える。それに呼応するかのように、ラドンとゴジラが復活。黒部ダムに落下した隕石の中から、キングギドラが誕生した。小美人は、モスラ、ラドン、ゴジラの連合による対キングギドラ戦を提案する展開で、「ローマの休日」的なイメージで若林映子が魅力的な王女と金星人を演じて夏木陽介との淡い恋を見せる。リアルタイムで羽田中1年生の冬に丸物東宝で観賞。タイトルTOPは夏木陽介・星由里子で2番手が小泉博・ザピーナッツ・志村喬・若林映子となっている。1964年12月20日~1965年1月2日丸物東宝、併映「花のお江戸の無責任」。1965年4月28日~5月4日松竹シネマ、併映「ギター抱えたひとり旅」。1971年12月12日~12月31日丸物東宝、東宝チャンピオンまつり併映「帰って来たウルトラマン」「みなしごハッチ」「田舎っぺ大將」。1975年12月6日~19日豊橋東宝、東宝チャンピオンまつり併映「ガッチャマン」「山ねずみロッキーチャック」「アルプスの少女ハイジ」「みなしごハッチ」。【サイズ:B2&東海日日新聞広告】【年代:1964年】





