喧嘩道中

大川橋蔵/阿部九州男、山口勇、原健策、徳大寺伸、花村菊江、丘さとみ、千原しのぶ、堀正夫、水野浩、高堂國典、時田一男、

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説明

ケンカドウチュウ/脚本:比佐芳武。音楽:万城目正。監督:佐々木康。主題歌:花村菊江。大川橋蔵の本格股旅物「草間の半次郎」シリーズ第一作。白黒・東映スコープ。男に捨てられ身を持ち崩した妹お雪(丘さとみ)の行方を捜して旅を続ける草間の半次郎、やっと会えた妹も生涯を終えて涙の別れと悪ボス退治の股旅烏。江戸蔵前で札差屋を営む豪商戸倉屋彦兵衛(伊東亮英)は、一人娘おたか(千原しのぶ)を松平伯耆守の部屋勤めに送り栄華を図る。その婚礼の晩、おたかが姿を消して旅の途中に、妹を探す草間の半次郎と知り合う。お雪は鞠子宿の宿女郎に売られたが患いの床に明日をも知れぬ命と聞いた半次郎、おたかは素飛んだ。お雪は、彦作(立松晃)が懐かしいといって死んでいった。そこへ、お雪が死んだと伝え聞いて、彦作が駈込んできた。一旦は手にかけた長脇差も、うなだれる彦作の姿に半次郎は一人の妹を大事にしなせえと身を引く。彦作が縁談を断ったのに、おたかは高坂(堀正夫)の手先赤戸(山口勇)一味に掠われた。遂に半次郎が長脇差を抜いた。そのまま赤戸一味を斬っておたかと二人旅。人気歌手の花村菊江が劇中に数回唄う。ヒットしてシリーズ化され翌年「旅笠道中」、「おしどり道中」「霧の中の渡り鳥」と年1本のペースで製作公開されて橋蔵の股旅ものの代表作となる。1957年5月12日〜18日第一東映、併映「鞍馬天狗御用盗異聞」。1957年11月14日〜19日銀座東映、併映「続赤穂城」。1962年6月20日〜23日第一東映、併映「祇園の暗殺者」。1962年9月5日〜8日銀座東映、併映「あの空の果てに星はまたたかく」。1963年3月1日〜4日南東映、併映「酔いどれ無双剣」【サイズ:B2 R】【年代:1957年】