ひばり捕物帖ふり袖小判

美空ひばり/東千代之介、若山富三郎、里見浩太郎、原健策、阿部九州男、清川荘司、杉狂児、尾上鯉之助、雪代敬子、喜多川千鶴、中里阿津子、花房錦一、高松錦之助、中村時之介、青柳竜太郎、富久井一朗、時田一男、東竜子

説明

ヒバリトリモノチョウフリソデコバン/原作:瀬戸口寅雄。音楽:米山正夫。脚本:中田竜雄・笠原和夫。監督:内出好吉。御用金横領事件の謎を探るひばり捕物帖シリーズ第3弾で3本ともタイトルに「〇〇小判」とついているが次作は「折鶴駕籠」。連続御用金強奪事件が発生し南部藩に続いて太田藩も犠牲になる。生き残った護衛宰領の原健策が責任を問われ入牢、娘の中里阿津子が藩士里見浩太郎と共に証拠の印籠を頼りに手掛かりを探る、一方で老中阿部伊予守(若山富三郎)は腹心佐々木兵馬(東千代之介)に命じて廻船問屋天草屋実は町道場主の渡辺庄左右衛門(阿部九州男)を探らせる。老中の妹で妙姫こと阿部川のお七(美空ひばり)もスリ殺人や大店強盗殺人事件を調べるうちに天草屋一味に狙われて事件が1本に結びつき抜け荷の全貌を暴く。美空ひばりの七変化に役者尾上鯉之助と雪代敬子の生き別れた姉弟エピソードを絡めての歌と芝居の娯楽時代劇。レギュラー東千代之介はチャンバラ担当で清川荘司を、主演のひばりが阿部九州男を斬る。冒頭の芝居ではひばりが「鷺娘」を舞う。1959年11月15日〜22日第一東映、併映「リスとアメリカ人廃墟の銃声」。1960年6月11日〜14日南東映、併映「修羅八荒」【サイズ:近代映画表紙】【年代:1959】