花笠若衆 

美空ひばり/大川橋蔵、大河内傳次郎、柳永二郎、堺駿二、吉田義夫、星十郎、桜町弘子、三条美紀、高島淳子、清川荘司、沢田清、須藤健、香川良介、

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説明

ハナガサワカシュウ /原作:加藤喜美江平凡連載「花笠若衆」。脚本:中田竜雄。音楽:米山正夫。監督:佐伯清。ひばりが双生児江戸の侠客の息子江戸家吉三と大名の姫君雪姫の二役。お家横領を企む家老の陰謀を橋蔵と共に斬る、剣あり恋あり涙ありの東映娯楽時代劇の見本。喧嘩好き江戸家吉三(美空ひばり)。もとは但馬の国扇山五万三千石、牧野家の雪姫君。双子として生まれたために城を追われ、侠客・江戸家吉兵衛(大河内傅次郎)に男の子として育てられた。扇山には世継ぎとなる妹の千代姫(美空ひばり二役)が暮らしているが、今や悪家老の陰謀によって城主・内膳正ともども窮地に追い込まれている。千代姫の許嫁で若き剣の達人・神月又之丞はお家の危機を救おうと、はるばる吉三を尋ねてくるが、今さら大名のお姫様におさまる吉三ではない。 一方、悪家老は自分の娘を雪姫に仕立てて扇山に乗り込む。内膳正と千代姫の一大事。又之丞と吉三は急ぎ扇山へ。道中、女に戻った吉三は又之丞に初めて恋心を抱き、甘い夢を胸に抱くがそれも束の間。二人は遂に悪家老一党と相見え、剣を抜きはなってその陰謀を斬り伏せる。 江戸の若き侠客、大名のお姫様、あるいは町娘と、見事な三変化を見せる美空ひばりの芸達者ぶり。貴公子の名に恥じぬ美剣士役は大川橋蔵の独壇場。名コンビの魅力をたっぷり味わえる剣と恋の波瀾万丈の物語。ひばりが唄いながら殺陣をするロカビリー剣法として当時は有名に。1958年6月3日〜10日第一東映、併映「デン助の陽気な靴みがき」。1958年10月29日〜11月4日銀座東映、併映「おこんの初恋花嫁七変化」。1959年11月23日〜28日第一東映、併映「長七郎旅日記はやぶさ天狗」「空港の魔女」。1960年2月8日〜11日南東映、併映「奴の拳銃は地獄だぜ」。1960年7月19日〜25日豊橋国際、併映「摩天楼の狼」新東宝「太陽と血と砂」【サイズ:B2地方版&近代映画表紙&時代映画広告】【年代:1958】