夕陽のガンマン

クリント・イーストウッド/リー・バン・クリーフ、ジャン・マリア・ボロンテ、マラ・クラップ、クラウス・キンスキー

説明

ユウヒノガンマン/監督セルジオ・レオーネ、音楽エンニオ・モリコーネ、サントラ盤ビクターレコード。原題「あと数ドルの為に」。殺人強盗犯をめぐって二人の賞金稼ぎの駆け引き、エンニオ・モリコーネ音楽が絶好調でドラマを盛り上げる。マカロニウエスタンの代表作でセルジオ・レオーネのドル箱三部作のうち一本。イタリア西部劇の中で輝くのは物語だけでなく、クリント・イーストウッドとリーバン・クリーフのコンビぶりが素晴しい。特にリーバン・クリーフはハリウッドで悪役ばかり演じていたが、この作品で一躍スターへ駆け上がったのである。ラストは目的こそ違え共通の敵に目指して戦ってきた男同志の友情と信頼で悪を倒す。賞金もクリントに譲ってクリーフは妹の仇を終えて夕陽の彼方へ去って行くラスト、まさに夕陽のガンマンとはクリーフのことだと思う。物語、ガンプレイ、音楽、主演者の魅力など娯楽映画の要素を盛り込んだマカロニウエスタンの最高峰とも言える作品である。豊橋公開1967年4月29日〜5月26日豊橋名画座、併映「アメリカ上陸作戦」。リバイバル1971年11月27日〜12月3日豊橋名画座、併映「続夕陽のガンマン」【サイズ:B2】【年代:1966】