真昼の決闘

ゲーリー・クーパー/グレース・ケリー、トーマス・ミッチェル、アイアン・マグドナルド、リー・ヴァン・クリーフ

説明

マヒルノケットウ/原作:ジョン・W・カニンガム。監督:フレッド・ジンネンマン。音楽:ディミトリー・ティオムキン。主題歌:テックス・リッター「ハイヌーン」。ゲーリー・クーパーとグレース・ケリー共演のサスペンス西部劇。前任の保安官(ゲーリー・クーパー)とグレース・ケリーの結婚式当日に復讐にやってくる4人組との対決。冒頭3人のならず者が町はずれの駅に到着して、一人のリー・バン・クリーフのアップにダブって始まる主題歌がかぶる場面が秀逸。逃げ場がないと思ったクーパーは助手を求めるが皆怖がって町民に冷たくされて1人で立ち向かう事になる。5年前に逮捕した男が帰る電報を10時40分に受け取り、12時までの出来事を1時間でまとめてドラマと現実時間を一致させている。判事(トーマス・ミッチェル)は逃げ、居留守を使う有力者など孤立したクーパーは遺書を書き、正午になって4人と対決。路上で1人、馬小屋で1人、新妻のケリーが窓越しに1人撃つが主犯に人質にされる。彼女が抵抗する隙にクーパーが仕留める。対決を終えると今更感のある町民の態度にクーパーは保安官バッジを投げ捨てて二人で町を去る。第25回アカデミー賞主演男優賞、主題歌賞、作曲賞受賞。「~どうか去らないで愛しい人、添い遂げると誓った筈だ、腰抜けにならない、どちらかが死ぬまで、フランク・ミラーを倒すまで待ってくれ、どうか去らないで愛しい人~」テックス・リッターの歌声が印象的。1952年12月4日〜10日豊橋松竹、併映「三百六十五代目の親分」「明日は月給日」。【サイズ:パンフ表紙】【年代:1952】