悪名十八番

勝 新太郎/田宮二郎、安田道代、森光子、西村晃、藤田まこと、金田龍之介、芦屋小雁、京唄子、鳳啓助、守田学哉、伊達三郎、杉山昌三九、木村玄、水原浩一、原聖四郎

カテゴリー: タグ: , ,

説明

アクミョウジュウハチバン/殺陣 楠本栄一。監督 森一生。1968年正月映画第2弾「眠狂四郎女地獄」と同時上映の勝雷ス番組。1961年から続いた朝吉・清次コンビの悪名シリーズ第14作でありコンビ最終作となる。前作でドスを持って殴り込んだ朝吉と清次。清次が負傷して入院し、朝吉が逮捕されて刑務所へ収監されるが執行猶予となって兄辰吉(金田龍之介)の世話になる。その兄が地元で市会議員選挙に出馬するが、出馬されては困る悪ボスの西村晃や水原浩一が身内を使って兄を殺そうと画策するのを朝吉・清次が乗り出して懲らしめてまた旅に出る。久し振りに勝新の相撲場面があり、ヒロインは森光子と安田道代で藤田まことや芦屋小雁・京唄子・鳳啓助など喜劇陣が正月映画らしく笑いを誘う。このシリーズは基本的にドスや拳銃を使わずに殴り合いに徹して相手を懲らしめる痛快さがあったが、少々マンネリを感じる頃合いに田宮二郎が大映を退社してこのコンビが最後になる。主題歌 大映レコード八泉鮎子。1968年1月13日〜26日豊橋大映、併映「眠狂四郎女地獄」。1968年5月15日〜21日松竹シネマ、併映「関東刑務所帰り」【サイズ:B2】【年代:1968】