説明
ゲンダイヤクザ ヨタモノノオキテ/脚本:村尾昭。監督:降旗康男。主題歌:若山富三郎「夜霧に消えたチャコ」。鶴田・高倉・若山に続く第4の男になる菅原文太の東映第1回主演作。渡哲也の無頼シリーズに対抗するのか主人公の名前も同じ五郎、刑務所を出た文太が新宿で山城新伍・砂塚秀夫・大辻伺郎・小林稔侍たちと不良グループを結成して手形詐欺を行うが、悪親分安部徹や名和宏一家からの横やりに対抗して大暴れする。安部徹の子分で文太と兄弟分の待田京介・子分の山城新伍が安部一派に殺される。そして悪玉ボスの兄弟分で文太を味方してくれた若山富三郎親分は身内同様にしていた待田京介を殺されて 安部徹との兄弟盃を割って壮絶な戦いで殺されるに至り遂に文太が殴り込んで満身創痍で安部を殺して警察に逮捕される現代任侠道。菅原文太の初主演を祝うかのように友情出演で藤純子が華を添え、純子は文太が憧れる女性として登場。バーで流しに文太が「夜霧に消えたチャコ」をリクエストして、流しが歌えずに居合わせた若山富三郎が替わりに歌う設定。まあまあヒットして「現代やくざ」シリーズとして続編が製作されていく。1969年1月31日〜2月10日豊橋東映、併映「緋牡丹博徒花札勝負」。【サイズ:B2】【年代:1969】