説明
ヨコガミヤブリノゼンカモノ/脚本:笠原和夫。音楽:渡辺岳夫。監督:小沢茂弘。「前科者」シリーズ第2作。芸者中村玉緒を足抜きするために人殺しをした主人公若山富三郎が出所後に悪ボスの安部徹・天津敏連合軍と対決する。出所した竜平(若山富三郎)は浅草四天王親分の賭場を荒す。彼の危険を察した鉄原小沢栄太郎は、竜平の命の代りに自ら割腹して果てた。竜平の賭場荒しは大胆極りなく、四天王が仕切って来た花会の権利も危くなってきた。四天王の名誉挽回を図る安部徹は浪曲大会を企画。竜平は浪曲師を大正館に連れ込んでしまう。この一件で、花会の権利は高崎親分天津敏が握ることになったが高崎は四天王と話し合い、義心会を結成して手を握る。そうなると竜平は邪魔になる。高崎は客人秀待田京介に竜平殺しを命じた。竜平は高崎が自分を利用するために小づる(中村玉緒)から遠ざけていたことを知り、秀を倒すと義心会の結成式場に乗り込み、あわてふためく四天王や高崎を、重傷を負いながら鉄原遺愛の二挺拳銃で倒す。1968年11月2日〜15日豊橋東映、併映「人生劇場 飛車角と吉良常」。1969年3月5日〜11日松竹シネマ、併映「座頭市喧嘩太鼓」【サイズ:B2】【年代:1968年】




