修羅の群れ

松方 弘樹/鶴田浩二、若山富三郎、菅原文太、北島三郎、北大路欣也、酒井和歌子、丹波哲郎、天知茂、品川隆二、待田京介、葉山良二、風見章子、張本勲、小林繁、にしきのあきら

説明

シュラノムレ/原作:大下英治。脚本:村尾昭。監督:山下耕作。音楽:木下忠司。殺陣:上野隆三。主題歌:クラウンレコード北島三郎「神奈川水滸伝」。松方弘樹が40歳にしての任侠東映大作の初主演での1本立ちでオールスターが華を添える稲川会稲川総裁の自伝半生記。15年後にやはり松方主演で俊藤プロデユーサー応援オールスターでリメイクする。任侠の世界に踏み込んだ青年が、関東屈指の組織を作り上げていくまでの半生を描信二郎いた任侠映画。昭和8年。稲原龍二は横浜四親分の一人である加東伝三郎(丹波哲郎)に見初められ、極道の世界に足を踏み入れた。若い龍二は兄貴分の横山信二郎(鶴田浩二)からもよく目をかけられ、頭角をあらわしてゆく。戦後の混乱期も耐え抜いた龍二には、その貫禄から次々と舎弟が増えていった。昭和24年、熱海を拠点とした稲原組がついに誕生、その後も次々と関東一群に進攻、勢力を広げてゆく。鶴田浩二、菅原文太、若山富三郎・北大路欣也・北島三郎・丹波哲郎・天知茂らが出演。クリーンヒットして翌年「最後の博徒」が松方主演で製作公開される。ヤクザ映画やビデオのタイトルに「修羅」という語が多く使われ始めたのはこの作品以降であるがスクリーンでの任侠・実録映画は終焉に近い。1984年11月17日公開、豊橋東映シネマ1。【サイズ:B2】【年代:1984】