人生劇場 飛車角と吉良常

鶴田 浩二/高倉健、若山富三郎、藤純子、松方弘樹、辰己柳太郎、左幸子、中村竹弥、大木実、名和宏、山城新伍、遠藤辰雄、天津敏、信欽三、山本麟一、村井国夫、亀石征一郎

説明

ジンセイゲキジョウ ヒシャカクトキラツネ/原作:尾崎士郎。脚本:棚田吾郎。監督:内田叶夢。巨匠内田叶夢が演出する初の任侠映画で1968年東映オールスター作品として製作された。殴り込み場面がモノクロに変化。飛車角には鶴田浩二で主題歌も歌う。尾崎士郎の『人生劇場 残侠篇』をもとに、棚田吾郎が脚色し内田吐夢が監督。内田が『人生劇場』を映画化するのは、1936年の「人生劇場 青春編」に次いで二回目、実に32年ぶりのことだった。 上海から日本に戻った吉良常(辰巳柳太郎)は、今は亡き主人の息子である青成瓢吉(松方弘樹)を訪ねる。おとよ(藤純子)と駆け落ちした飛車角は、小金一家(親分:若山富三郎 代貸:大木実)に助っ人した殴り込みで丈徳(天津敏)を斬り勝利。裏切った兄弟分を刺殺、たまたま出会った吉良常にすすめられ警察に自首。四年後、刑期を終えた飛車角を吉良常が出迎えた。吉良常の故郷である吉良へ行った飛車角は、そこで偶然、行方をくらましていたおとよと再会。丈徳の仇を討つべく、地元のヤクザが吉良に乗り込んでくる。吉良常は長年の疲れで病床に伏し、やがて瓢太郎かたみのピストルを銀杏の梢に向けて撃ちつづけながら、その生涯を閉じる。飛車角を丈徳の仇を狙うデカ虎(山本隣一)、そのデカ虎を狙う宮川(高倉健)も吉良港にやってきた。宮川は単身、デカ虎が草鞋を脱いだ杉源一家に殴り込みをかけ、全身を斬りきざまれながら果てた。そのことを知った飛車角は杉源一家とデカ虎と渡りあい宮川の仇を討つ。飛車角は宮川の死体をおとよに託すとただ一人立ち去り「終」。ラストは赤いスモークがたかれる。高倉健は前作に続いて宮川を演じる、冒頭のタイトルは鶴田の歌う「人生劇場」を背景にクレジット。1968年10月25日〜11月8日豊橋東映、併映「命かれても」「横紙破りの前科者」。1969年2月19日〜25日松竹シネマ、併映「恐喝こそわが人生」。【サイズ:B2】【年代:1968】