説明
ゲンダイヤクザ サカズキカエシマス/原案:村上和彦「昭和極道史 逆縁の盃」。脚本:大和久守正。音楽:菊池俊輔。技斗:日尾孝司。監督:佐伯清。1960年代後半の伊丹空港拡大をめぐる利権争いでやくざの抗争を背景に描く任侠アクション。冒頭豊中のやくざ小池朝雄と諸角啓二郎の密談から始まる。菅原文太は小池朝雄にこき使われる子分で善玉水島道太郎親分殺しを命じられ雨の中名前を名乗って仕掛けるがトドメは刺さないで去る。松方弘樹が水島の兄弟分で登場して文太が自首。文太は刑務所から出所して組を起こす。破門され堅気になった善玉松方弘樹が殺されて遂に自分に決着をつける意味で小池朝雄に反逆して逆縁の盃となる。水島の子分に伊吹吾郎、中田博久。野川由美子が文太の幼馴染みで惚れあっているのに喧嘩ばかりする掛合いが微笑ましい。その他水島の娘に工藤明子。悪玉子分に佐藤京一で小池の仲間に汐路章。文太が怪我して野川に手当される場面での石油ストーブがアラジン。キャッチ「文太ずぶ濡れドスの中!」。1972年4月3日〜15日豊橋東映、併映「日本女侠伝 血斗乱れ花」。1972年8月18日〜24日松竹シネマ、併映「3000キロの罠」【サイズ:B2&雑誌広告】【年代:1972年】