説明
ゾク アバシリバンガイチ/脚本・監督:石井輝男。主題歌:テイチクレコード高倉健「網走番外地」。前作のヒットを受けてシリーズ化されカラーで製作される。ダイヤが入ったマリモを巡り悪ヤクザ安部徹との争奪戦にスリやドさ廻りストリッパーなどが絡んでラストは健さん・鬼寅ことアラカン嵐寛寿郎・中谷一郎で悪党退治。明るくテンポ良く健さん二枚目半が活きてコメデイリリーフ陣も賑やかな出来で大ヒット。賭場でイカサマにはまる健さんを助けるときのアラカン嵐寛寿郎の登場場面の恰好良さ、石井監督はアラカンファン。ラストの祭り場面ではアラカン中心のアクションと一転してトラックによるマリモ争奪戦の展開が面白く、ドさ廻りストリッパー三原葉子と大坂志郎の夫婦が印象的な第2作。1965年7月10日〜23日豊橋東映、併映「関東やくざ者」。1965年9月22日〜28日銀座東映、併映「続兵隊やくざ」。1966年1月16日〜18日南東映、併映「不倫」。【サイズ:B2】【年代:1965】