孤独の賭け

佐久間良子・天知茂/梅宮辰夫、木暮実千代、宮園純子、小林千登勢、岩崎加根子、大原麗子、菅原謙二、内田朝雄、上田吉二郎、岡崎二朗

説明

コドクノカケ/原作:五味川純平。脚本:長谷川公之。音楽:飯田三郎。監督:村山新治。佐久間良子・天知茂主演。1961年に第1部から第3部まで三部作として発表された五味川純平の同名小説原作。天知茂の当たり役と言え、1963年と1978年に二度テレビドラマで主演し1963年のテレビドラマ小川真由美が好演して悪女ブームを起こした。男と女の凄まじい駆け引きと情欲をスタイリッシュなモノクロームで見せる愛憎サスペンスドラマ。戦後急速に発展を遂げていく1960年代初頭の東京が舞台、洋裁店で縫い子として働く乾百子(佐久間良子)は、狭いアパートに棲み、貧しい生活を送っていたがオーナーの愛人の事業が失敗し、多額の負債を抱え、売りに出されようとしていた。百子は あてもなく盛り場をうろついていると、外車に轢かれそうになり、その車に乗っていた男、千種梯二郎(天知茂)に声をかけられる。千種はこの界隈に多数のナイトクラブやバーを経営していて その中の1店へ百子を案内する。百子もまた千種に興味を持ち始め、大胆な提案を持ちかける。それは自分の体を担保にして、千種に洋裁店の負債金の投資を募ることであった。こうして 2人は 互いに大きな「賭け」に乗り出すのだが、自らの果てなき欲望、周囲の裏切りに翻弄され、運命は狂いだしていく。そもそも乾百子の親兄弟は、叔父夫婦に騙されて土地家屋を奪われ貧苦に耐えかねて死んでいき、一人ぼっちになった百子は叔父夫婦への復讐を誓って上京したことが基本となっている。佐久間良子の悪女が話題となり当時 19歳の大原麗子が主人公の従妹役で奔放な役で出演。天知茂のクールな魅力も見所。1965年3月10日~19日豊橋東映、併映「大菩薩峠甲源一刀流」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1965年】