説明
マノトキ/原作:北泉優子。脚本:田中陽造。音楽:甲斐正人。監督:降籏康男。岩下志麻主演。脚本は田中陽造、監督は「居酒屋兆治」の降旗康男、撮影も木村大作が担当。息子と禁断の関係に陥ってしまう女の生き様を描いたミステリー。近親相姦を扱うテーマでR15指定。夫に別れを告げ、とある漁港にやってきた水尾涼子。探していた息子・深(坂上忍)は冷たい態度を取る。涼子は部屋を借りてこの町に住み始める。涼子は近くに住む花井薬局の主人・花井(岡田裕介)に釣りへと誘われる。花井の妻とその母は、相次いで不審な死を遂げており、花井は近所から奇異な目で見られていた。来ない息子を待つ涼子は、過去に想いを馳せ始める。それは、涼子と深が超えてはならぬ一線の罪を犯してしまったあの日々だった。深は直吉丸の娘・葉子と一度、寝たことがあり、直吉丸の従業員仲間に知れて、包丁で腹を刺された。涼子は深を花井薬局にかつぎこみ、表沙汰を嫌う深の頼みで、花井は知人の医者・西方(石橋蓮司)に治療を依頼。直吉丸従業員の自首で、この傷害事件をかぎつけた片貝(伊武雅刀)が、花井薬局の周辺をうろつく。涼子は花井から、彼の妻が実は医者の西方とホテルに居て心臓発作を起したことを聞いた。やがて花井は、旅に出ると涼子に置手紙を残して姿を消した。涼子にとって、深の看病は楽しいかぎりだったが、深は訪ねてきた葉子と共に花井の家を出て行った。涼子は逃げる息子に激情を叩きつけ、二人は愛し合う。それを物陰で片貝が見ており、港町中に知れわたった。深はアパートを払って姿を消し、花井が町に帰ってきた。花井は妻の母親を薬殺、母親と関係があったことを涼子に告げる。涼子は深との母子相姦までのすべてを彼に打ち明けた。父親敬一郎に東大コースを強要されて、深は二浪したあげく入試に失敗。そして、家庭内暴力、酒、ビニ本と転げ落ちていった時、母と子の一線を越えてしまう。涼子と花井はディスコで踊りホテルで愛し合う。翌日、花井の水死体が上がる。港町を去るために、車を走らせる涼子の前に深が現われたが、彼女は彼をつきはなす。東映セントラルフィルム7周年記念作品。1985年1月26日公開豊橋東映。【サイズ:B2ポスター】【年代:1985年】




