説明
ロウゴクノハナヨメ/原作:吉川英治「牢獄の花嫁」。戦前昭和6年阪妻プロ、昭和13年日活でやはり阪東妻三郎主演で製作されて3度目の映画化。捕り物名人と言われた元与力塙江漢と大坂天満奉行所与力羅門塔十郎の善悪二役を演じる市川右太衛門。女性殺人事件の犯人として息子伏見扇太郎の殺人無実を晴らすために元与力が活躍。天満与力羅門塔十郎は亀山領主松平家を乗っ取るために、縁のある女性たちを殺し自分の情婦に松平家を継がせる奸計を見破られ、ラストは天満与力羅門の悪事が暴かれ大捕物が展開、傷ついた江漢が息子の処刑をとめるために刑場へ駆けつける。内出好吉監督。1955年8月27日〜9月3日第一東映、併映「力闘空手打ち」【サイズ:プレス】【年代:1955】