説明
クヌート/脚本:テレザ・アルト、マイケル・ジョンソン。監督:マイケル・ジョンソン。人工哺育で育ったホッキョクグマ、クヌートの成長を見つめるドキュメンタリー。2006年12月、ドイツのベルリン動物園で双子のホッキョクグマが産まれるが、母クマの育児放棄により1頭は生後まもなく死亡、残された1頭は飼育員トーマスの手で育てられることになる。人工哺育に対して賛否両論が巻き起こる中、クヌートと名付けられた子グマはすくすくと成長していき、温暖化が原因で絶滅の危機に瀕しているホッキョクグマへの関心を促す環境大使に任命される。映画は、生まれてすぐに母クマが育児放棄をし、飼育係の手によって育てられた一頭の北極グマの成長を軸に、北極の氷雪の上でひたすら餌を求めて海を目指す北極グマ一家と、母を失ったベラルーシのヒグマ兄弟のエピソードを交える。檻の中の見世物ながら生活と安全が保障された動物園と、食糧の乏しい凍てついた大地、そして餌には困らないけれどサバイバル術を教え外敵から守ってくれる親がいない森という、環境のまったく違う世界の3組を並列することで、自然と人間の距離感を問う。授乳された後、クヌートはトーマスの膝の上で笹鳴きするが、まるで母親の胸に抱かれて安心しきっているその姿は、命の尊さに動物も人間も野生も自然も関係ないことを饒舌に物語っている。途中、クヌートを安楽死させるべきという動物愛護団体からの抗議があるエピソードもある。豊橋では吹き替え版が公開、2009年7月25日~8月11日ユナイテッドシネマ豊橋18。【サイズ:B5チラシ】【年代:2009年】




