ドゥ・ザ・ライト・シング

スパイク・リー/ダニー・アイエロ、オジー・デイヴィス、ルビー・ディー、リチャード・エドタン、サム・ジャクソン

説明

ドゥ・ザ・ライト・シング/音楽:ビル・リー。製作・脚本・監督・主演:スパイク・リー。スパイク・リー脚本・監督・主演の第4作。ブルックリンの黒人街ベッドフォード・スタイヴェサントを舞台に人種差別と対立を描くアクション。街の小さなラジオ局“ウィ・ラブ・ラジオ”をひとりで切り盛りするミスター・セニョール・ラブ・ダンディのDJがモーニング・コールになって、その年一番の暑さを記録することになった夏の一日が始まった。物語は、主人公のイタリア人が経営するピザ屋の宅配人ムーキーを軸に、彼の周りの、ヒップな活動家、ストリートの飲んだくれの哲人、ピザ屋を経営するイタリア人親子、小さなスーパーを開いている韓国人の若いカップル、友人達など様々な人種の日常を追ってゆき、その過程で生じるいろいろな問題点を孕みながら、衝撃のラストへと向かって行く。パブリック・エネミーの“ファイト・ザ・パワー”に乗せて繰り広げられるこの映画は、その奥底に人種問題、政治・経済問題などアメリカが抱える重大な問題意識を抱えながら、そこに監督スパイク・リーの思想・哲学を重ね、強固なテーマを持って展開される。物語は映画に出てくる様々な登場人物たちのスケッチを彼特有のノリのいいセンスでリズミカルにつなぎ合わせてゆき、ユーモアを交えて進行する。そしてその彼らの他愛もない日常の中に潜む、それらの問題点を、独特のカメラワークなどでさり気なく感じさせながら、ラストに黒人と白人の対決を一気に露呈させる構造を持つこの作品は、力強く抜群のセンスに富んだ傑作といえる。1990年4月6日公開。豊橋での公開履歴は不明。【サイズ:B2ポスター】【年代:1990年】