説明
フランケンシュタイン/原作:メラリー・シェリー。製作:フランシスフオード・コッポラ。音楽:パトリット・ドイル。監督・主演:ケネス・プラマー。1816年に発表された恐怖小説の古典を、豪華なスタッフとキャストで、原題のとおりメアリー・シェリー女史の原作のスケール感と雰囲気を忠実に再現、映画化したホラー・ロマン大作。1930年代ユニヴァーサルでボリス・カーロフが演じて以来モンスターイメージがついていたが、この作品はフランケンシュタイン博士がモンスターを創り出すまでの経緯と環境に重点を置いて、モンスターも人間味を持ち悲劇に至る哀れさをたっぷり描いている。フランケンシュタイン博士にケネス・プラマー、モンスターにロバート・デニーロが演じている。1794年。北極点を目指す帆船の船長ウォルトン(アイダン・クイン)は、嵐の中で橇に乗った男を助けた。男は自分の数奇な運命を語り始める。ヴィクター・フランケンシュタイン(ケネス・ブラナー)は、裕福な父(イアン・ホルム)や美しい母(チェリー・ランギ)に囲まれ何不自由ない生活を送っていたが、母は弟の出産の際に死に、彼は生命のはかなさを呪う。ヴィクターは科学の道に進み、永遠の生命の発見を心に誓う。彼は義理の妹エリザベス(ヘレナ・ボナム・カーター)に愛を告白し、大学から戻り次第、結婚する約束を交わして家を出た。大学で医学を志すヘンリー(トム・ハルス)と友情を育んだヴィクターだが、生命創造の研究に没頭する彼は危険思想としてクレンペ教授から糾弾された。彼は同じく学会で異端視されてきたウォルドマン教授(ジョン・クリース)に弟子入りする。折しも街にはコレラが蔓延しており、教授も医者として診察していたが、治療に来た一本足の男(ロバート・デ・ニーロ)と口論となり、教授は刺殺される。ヘンリーやエリザベスの心配をよそに、彼は教授の残したノートを手掛かりに実験を進める。絞首刑に処せられた片足の男の死体を手に入れ、ほかの死体から切断した足と繋ぎ合わせ、稲妻を利用した電気ショックを与えると死体は動き始める。ヴィクターは実験が成功するや事の重大さに気づくが、結果的に彼を見捨てる。知性と言葉を身に着けた怪物は、自分の創造主たるヴィクターに「なぜ見捨てたのか」と問う。クリーチャーは彼に伴侶を作るよう要求した。「すべてを捨てて2人でやり直しましょう」と言うエリザベスの言葉に勇気づけられた彼はクリーチャーを滅ぼそうとするが、怪物は逆にエリザベスを殺す。悲嘆にくれる彼に怪物は「約束だ」と迫り、理性を喪失したヴィクターは、エリザベスの首とジャスティンの胴体を繋ぎ合わせた生命を生み出した。クリーチャーは伴侶の誕生を喜ぶが、彼女は自身の醜い傷痕を恥じて、ランプの炎に身を投じ、屋敷は炎に包まれた。数年後、ヴィクターはクリーチャーを追って、彼が逃れた北極海の氷原にたどり着いた。語り終えたヴィクターが静かに息を引き取ると、いつしかウォルトンの前にクリーチャーが現れていた。怪物は彼の「父」の死に涙を流した。その時、氷がひび割れ、クリーチャーはヴィクターの遺骸を乗せた流氷に飛び乗ってそれに火をつけ、霧の彼方へと消えていく。怪奇恐怖映画と同時に文芸大作映画の雰囲気。第67回アカデミー賞メイクアップ賞ノミネート。1995年1月21日公開、豊橋ピカデリー。【サイズ:B2ポスター】【年代:1995年】




