説明
ブラック・レイン/撮影:ヤン・デボン。音楽:ハンス・ジマー。監督:リドリー・スコット。マイケル・ダグラス、高倉健共演でリドリー・スコットが監督したハードボイルド刑事アクション。レストランで偶然にヤクザの殺人に出くわしたニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)両刑事は、その犯人佐藤(松田優作)を日本に護送するが、大阪空港で逃げられてしまう。府警の松本(高倉健)の監視下、警官としての権限の無いまま捜査を見守る彼らだったが、佐藤はそれを嘲笑うかの如く、自ら刺客となって二人の前に現れ、チャーリーが殺される。ミユキ(小野みゆき)が佐藤の情婦であるとにらんだ松本とニックは、彼女を尾行し、やがて大きな製鉄所で佐藤とヤクザのボス菅井(若山富三郎)が対峙している現場にたどりつくが、激しい銃撃戦の末、彼を取り逃がす。国外退去を命じられたニックは、佐藤を逮捕するため監視の目を盗んで飛行機から脱出し、松本を訪ねるが、停職中の彼は協力できないと言う。単独で菅井に接近したニックは、佐藤が来るという農家に連れてこられる。身を潜めて彼を待ち伏せするニックの前に現われたのは松本だった。そして松本の援護のもと農家に乗り込んだニックは佐藤を追いつめ、畑での激しい格闘の末、彼を逮捕することに成功する。この映画の魅力は佐藤に扮する松田優作の凄さで、この作品が優作の遺作となる。若山富三郎が貫録演技を見せれば、神山繁の大阪府警の管理職やヤクザの内田裕也、島木譲二、國村準、ガッツ石松など日本俳優も豪華。マイケル・ダグラスに対する高倉健は英語も含めて体格も貫禄も十分な存在感。大阪神戸でロケ。まだ各地にフィルムコミッションがなかった時代の日米合作。1989年10月7日公開、広小路スカラ座。2025年1月で上映権利が失効して国内上映が出来なくなった。2015年第14回とよはしまちなかスロータウン映画祭で上映。【サイズ:B2ポスター】【年代:1989年】




