マレーナ

モニカ・ベルッチ/ジュセッペ・スルファーロ、ピエトロ・ノタリア―二

説明

マレーナ/脚本・監督:ジュゼッペ・トルナトーレ。音楽:エンニオ・モリコーネ。モニカ・ベッティ主演。第二次世界大戦を背景にして「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」のジュゼッペ・トルナトーレ監督によるほのかに甘く、そして強烈に切ない少年の一途な恋の物語。1940年の晩春。シチリア島の漁村カステルクト。12歳の少年レナートは、その日初めて、村一番の美しい女性、マレーナを見た。マレーナは結婚してすぐに戦地へ行ってしまった夫ニノのことを想う毎日。そんなマレーナにたちまち恋に落ちた少年レナート。以来レナートはマレーナを見つめつづけたマレーナに夫の戦死が伝えられる。未亡人となった彼女は、弁護士の愛人となり、次にナチ将校に弄ばれ、米軍の玩具となり、転落の果てに村の女たちの暴行を受け、悪評だけを残しほとんど裸同然で村を追われた。そこへ帰還したのが、戦死したはずのマレーナの夫(ガエタノ・アロニカ)。妻の恥辱にショックを受けた重病の彼に、マレーナをずっと見守り続けてきたレナートは、彼女が愛していたのはあなただけだったという手紙を送る。映画は平凡な人生を送って年老いたレナートのモノローグで終わる。生涯忘れることがなかった女性は、マレーナただ1人であった。第73回アカデミー賞撮影・作曲賞ノミネート他各種映画賞にノミネート。2001年6月9日公開、AMCホリデイスクエア18豊橋。【サイズ:B2ポスター】【年代:2001年】