蝿の王

バルサザール・ゲティ/クリス・フュール、マイケル・グリーン、ゲイリー・ルール、パジェット・デール

説明

ハエノオウ/原作:ウィリアム・ゴールディング。音楽:フィリップ・ザルド。監督:ハリー・クック。無人島に漂着した24人の少年たちの冒険物語の形をとりながら人間の本質をむき出しにしてみせるサバイバルアクション。原作は、ノーベル賞作家ウィリアム・ゴールディングが54年に発表した同名小説。米国陸軍幼年学校の生徒たちを乗せた飛行機が海に墜落した。怪我の機長と24人の少年たちが救命ボートで無人島に漂着する。救助される見込みは薄い。機長は意識不明の昏睡状態。年長の少年ラルフ(バルサザール・ゲティ)らは海で見つけたほら貝を鳴らし、集会を開く合図にする。助けを呼ぶため狼煙をあげ続けることなど、いくつかの約束ごとが決められた。彼らは“大佐”の肩書きを持つラルフを隊長に選び、海浜にヤシの葉でキャンプを作った。ラルフは集会で決めたルールを守らなくなる少年たちにいらだちを覚える。ヘリコプターの機影が見えたが狼煙は消えていた。火を絶やしたことに激怒するラルフを残しジャックは仲間で狩猟隊をつくり分裂。海辺のキャンプは人数が減ってゆく。突然ジャックは仲間を煽動し、ハンターの儀式を始める。少年の一人を豚に見立て火の回りを追い回すのだ。少年たちの興奮が頂点に達した時、暗闇から何かが走り出た。ハンターたちが襲いかかる。ラルフが見たものは、仲間サイモンの死体だった。今やラルフの仲間はピギー(ダニュエル・ピポリー)だけになった。二人は最後の望みをかけ、集会を開こうと呼びかけたが反対に罵声を浴びせられ、ピギーの頭上に岩が落とされ殺される。狩猟隊はラルフの息の根も止めようとして、ラルフは一人島中を逃げ回りラルフは海岸に倒れこむと、そこには演習にやって来た軍人の姿があった。1991年6月15日公開だが豊橋公開実績は不明。【サイズ:B2ポスター】【年代:1991年】