説明
フランチェスコ/脚本・監督:リリアーナ・カヴァーニ。音楽:ヴァンゲリス。ミッキー・ローク主演。13世紀の聖人フランチェスコの半生を「愛の嵐」のカヴァーニ監督が描く歴史劇。重厚なカメラ・ワークによって描かれるリアリズム型の聖人ドラマ。主演のミッキー・ロークは全裸で雪の中を走り回る等の大熱演。弟子たちとキアラの回想によって描かれる。裕福な商家の家に生まれ放蕩生活を送っていた青年フランチェスコ。ペルージャとの戦いで捕虜になっていた時に、キリストの福音書によって回心し、布教活動に身を投じていく。両親と別れ、難民キャンプ中で暮し、奉仕活動をしながら聖ダミアーノ教会で布教活動を進める。フランチェスコの活動は、次第に人々の心をとらえるが、衝突も起きていた。フランチェスコはこの布教活動を続けるために、ローマ教皇との謁見を決意。最初のうちは冷やかだった教皇も、活動の大きさに無視できなくなる。修道会内部にもフランチェスコに疑問を持ち、非難する者がでてくる。フランチェスコは悩み、独り山にこもる。ある日、フランチェスコの体にキリストがゴルゴダの丘で処刑された時に受けた傷と同じものが現れる。フランチェスコは天を仰ぎ神に感謝する。1990年7月公開だが豊橋での公開履歴は不明。【サイズ:B2ポスター】【年代:1990年】