クリスマス・ツリー

ウィリアム・ホルデン/ブルック・フラー、ブールビル、ヴィルナ・リージ、マリオ・フェリチアーニ

説明

クリスマス・ツリー/原作:ミシェル・バタイユ。音楽:ジョルジュ・オーリック。監督テレンス・ヤング。ウィリアム・ホールデン主演。バカンスに出かけたコルシカ島で飛行機事故による放射能汚染で白血病になった10歳の少年が、家族の愛に囲まれて美しく飾り付けたクリスマス・ツリーの下で死ぬまでの物語。十歳になるパスカル(B・フラー)は、夏休みを父ローラン(ウィリアム・ホールデン)とコルシカ島で過ごす。母はいなくても、父の恋人カトリーヌ(ヴィルナ・リージ)も、仲良しのおじさんベルダン(ブールビル)もいたし、父と二人のコルシカキャンプは格別だった。二人が釣りを楽しんでいた時、核爆弾をつんだ飛行機が墜落。パスカルは、放射能のため白血病に侵されていた。医師は、ローランにパスカルの命はあと半年と宣告。ローランは、あと半年をパスカルの思い通りに過ごさせてやろうと決心し、パスカルの欲しがるものはすべてあてがった。オモチャ、トラクター、そし狼を欲しがったパスカルに、動物園から盗みだした狼をあてがう。クリスマス・イブが、やってきた。美しいツリーとプレゼントが山のように積まれた。パスカルへの最後の贈物を買うため外出したローランとカトリーヌが戻った時、ツリーの下でパスカルは永遠の眠りについていた。少年に寄り添う二匹のオオカミが印象的。1970年3月21日~4月21日豊橋名画座、併映 スティーブ・マックィーン「華麗なる週末」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1970年】