拾った女1953

リチャード・ウィドマーク/ジーン・ピーターズ、セルマ・リッター、リチャード・カイリー

説明

ヒロッタオンナ/脚本・監督:サミュエル・ミラー。音楽:リー・ハライン。リチャード・ウィドマーク主演。ニューヨークを舞台に、機密情報の入ったマイクロフィルムを盗んでしまったことで、共産国の陰謀に巻き込まれていくスリの男・スキップ(リチャード・ウィドマーク)が街の女と協力してスパイ団と対決する暗黒街捕物帖アクション。スリリングな展開が魅力的な作品で緊迫した雰囲気がある。
スキップは地下鉄専門のスリ。その手口は、遠くから少しずつ標的に近づき、新聞紙で手元を巧みに隠しながらカバンから目当ての品だけをスッていく。繊細な手元の動きとは対照的に、開けたカバンを元に戻す際には電車が大きく揺れる瞬間を利用するという大胆さ。何も知らない標的の表情のアップとスキップの手元のアップが圧倒的な緊張感を生んでいる。リチャード・ウィドマークは適役好演。第26回1954年アカデミー賞助演女優賞ノミネート。1953年12月16日~21日豊橋第一劇場、併映「母系図」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1953年】