零下の地獄

アラン・ラッド/ジョーン・テッチェル、スタンリー・ベイカー、ベイジル・シドニー、ジャセフ・トムレディ

説明

レイカノジゴク/原作:ハモンド・インズ。脚本:リチャード・メイボ―ム。監督:マーク・ロブソン。「シェーン」のアラン・ラッド主演。南氷洋を舞台にした海洋アクション。元海軍中佐のアランラッドが捕鯨船の船長になって捕鯨会社の争いで恋と命を賭ける。ダンカン・クレイグ(アラン・ラッド)は、金を詐取して逃亡したミラーを追い、ロンドンからケープタウン行きの飛行機に乗った。その機には、ジュディ(ジョーン・テッツェル)という若い女が同乗。彼女は父が海で急死したため父の経営する南氷洋捕鯨会社に向かうところだった。彼女には共同経営者のカーネル・ブランドが同行していた。クレイグ、ジュディ、カーネルらを乗せた船は南氷洋へ向けて出航。クレイグの運転士としての働きぶりは注目の的となり、また、ジュディと彼との仲も接近して行った。ジュディの父とブランド一家との対立は久しいものがあり、クレイグが指揮をとり、目的の捕鯨船集結序であるウェッデル海に到着。クレイグは捕鯨船長として捕鯨活動に乗り出す。その船にはジュディが秘かに乗りこんでおり、彼女とクレイグの愛情は再び燃える。船が氷山の真只中で立往生し、救援の無電によって駆けつけて来たのはエリクの船であった。エリクの船は真直に突き進んでクレイグらの船を氷山の上に横倒しにし炎上をおこした。クレイグらは氷山に乗りうつり、再び本船に無電連絡した。その夜、エリクが部下とともにグレイグらのテントをおそい、武器を奪ってひきあげた。夜が明けて、クレイグはエリクを追って大氷原を進む。クレイグとエリクは相対し、銃弾戦から格闘へと激しい争いをつづけエリクは氷海中に身を没する。1954年3月11日~17日豊橋大劇、併映「殴り込み一家」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1954年】