命を賭けて

トニー・カーティス/ジョン・ドルー、ライル・ベトカー、マーヴィン・ミラー、ピーター・ママコス

説明

イノチヲカケテ/脚本:ウィリアム・サックハイム、ギル・ダウド。音楽:フランク・スキナー。監督:ルドルフ・マテ。トニー・カーティス主演のギャングアクション。香港・マカオを舞台にトニーとジョン・ドル―の恋と組織との戦いを描く。ギャング団のエディ・ダロウ(トニー・カーティス)は、親分の命令でクリスティン・ロウレンス(ジョアン・ドルー)という女を探しに香港へ来た。クリスティンはもとエディの恋人だったが、首領マナードと結婚し、マナードが暗殺されるや中国へ出奔。香港でエディは、マカオにいると聞き、マカオに渡って賭博場リスボン・クラブを訪ねる。クラブの経営者ジャスティン・キート(ライル・ベトガー)が中国人の暗殺団に襲われているところに出くわし、エディは彼を助けた。エディはジャスティンの家に行くと、そこにクリスティンがジャスティンの婚約者としていた。ジャスティンはクリスティンの過去を残らず知っていたが、エディと彼女の間の複雑な気持には気にもとめぬ様子で、エディに賭博場の見張り役として働くよう勧める。エディは承諾してクラブで働くが、敵を恐れてジャスティンに頼っていたので、身の安全を計る気持ちと愛情の板ばさみになって苦しむ。クリスティンは、親分が彼女の帰国を求めているのは、彼女がギャング一味の不正行為の証拠書類をフィラデルフィアの保護金庫にあずけてあり、奪い返したいからだとエディに告げる。エディはギャング団を裏切り、クリスティンと脱出する決心をした。ジャスティンがエディを殺そうとしていることを知って、彼女はエディとともに波止場へ急ぎ、翌日、桑港行の貨物船に乗り込む。追ってきたジャスティンは、エディと格闘を展開するが、クリスティンと共に船外に脱出。ジャスティン一味が発砲した1弾が積荷に引火して船は大爆発を起し、ジャスティン一味は滅ぶ。1954年5月25日~5且31日豊橋第一東映、併映「近世名勝負物語黄金街の覇者」「里見八犬傳第1部」。1954年10月20日~24日豊橋メトロ劇場、併映ヘプバーン「麗しのサブリナ」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1954年】