説明
チジョウサイダイノショウ/原案:フランク・キャヴェット、フレデリック・フランク、セオドア・セントジョン。音楽:ヴィクター・ヤング。製作・監督:セシル・B・デミル。スペクタクル映画の巨匠セシル・B・デミル監督が名実共に地上最大のサーカス団、リング・リング・サーカスとバーナム・ベイリー・サーカスの協力の基に製作したサーカス映画の決定版ともいうべき大作。1952年第25回アカデミー作品・原案賞受賞。又ゴールデングロブ賞では作品賞・監督賞と撮影賞の3冠。とにかくその催し物の数と豪華さときたら、大きな円形ステージが三つ。しかもそれが一つのテントの中に設営させ、そこで繰り広げられる豪華絢爛たる華やかなショーの数々はどれも規模の大きな迫力のある物で、もうそれだけで十分過ぎるほどの凄さがある。そしてショーの合間に団員たちの生活や舞台裏などドキュメントっぽく描きながら、オールスタースターキャストによる人間ドラマを見事に織り混ぜながら特に最後までピエロのメイクのままのジェームズ・スチュワートのエピソードが心を打ち、最後にはデミル監督お得意のスペクタクル・シーンで列車衝突まで有りの出血大サービスな娯楽作品。これぞ娯楽映画の神髄である。152分の大作。サーカスの観客にはビング・クロスビー、ボブ・ホープ、エドモンド・オブライエンなど大スターが特別出演と言うおまけまで付いている。1953年5月14日~20日豊橋第一映画劇場 1本立て興行。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1953年】