旗本退屈男 謎の七色御殿

市川右太衛門/東千代之介、山城新伍、月形龍之介、村田英雄、吉田義夫、徳大寺伸、戸上城太郎、小沢栄太郎、管貫太郎、久保菜穂子、北沢典子、円山栄子、こまどり姉妹、小堀明男、佐々十郎、北竜二、花村菊枝、月形哲之介

説明

ハタモトタイクツオトコ ナゾノナナイロゴテン/脚本:結束信二。音楽:阿部皓哉。監督:佐々木康。旗本退屈男シリーズ28作。伊豆山中での連続巫女怪死事件を追い、葵の宮である月照宮と妖気漂う鍾乳洞に秘められた徳川家20年の謎を解いて将軍家若君の偽物を立てて天下乗っ取りを企む月照宮神官月形龍之介の陰謀を斬る諸羽流青眼崩し。将軍家若君に山城新伍、偽若君には菅貫太郎。久保菜穂子と東千代之介が退屈男の子分で笹尾喜内には佐々十郎。大宮司月形が将軍嫡男鶴丸山城新伍を殺して、弟義丸(菅貫太郎)を次期将軍に据える企みで、この義丸を我が子と本門尾をすり替えての企み。手下宮司に徳大寺伸と小堀明男、鍾乳洞を守るみじかい手槍を使う地元郷士集団の頭領が吉田義夫と戸上城太郎。偽物を暴ばかれて啖呵をきる菅貫太郎の迫力と月形龍之介の凄い顔つきで主水之介を「斬れ!」という場面からの月形一味とチャンバラを始める流れが小気味よい。ラストは鍾乳洞内で七色の光をバックに月形龍之介と一騎打ち、退屈男も50代後半になって売り物のチャンバラもカット割りが増えて連続殺陣が厳しくなってきた感じだが背景の神社が素晴らしいので殺陣が映える。この映画をリアルタイムで観たのは小学校4年生の秋、銀座東映だった。当時の人気歌手の村田英雄やこまどり姉妹・花村菊枝が芝居と唄で出演しているが間延びしてドラマが途切れてしまう。舞台となった葵の宮は「西日光」呼ばれた広島県生口島にある「耕三寺」。日光東照宮陽明門そっくりに建てられた寺院建築の「孝養門」を背景に退屈男がチャンバラ。この寺の特徴は山門が京都紫雲殿、五重塔が奈良室生寺、本堂は宇治平等院を模して建立されたとの事。1961年8月2日~12日豊橋第一東映、併映「右門捕物帖 まぼろし灯篭の女」。1961年11月1日~7日銀座東映、併映「べらんめえ芸者佐渡へ行く」。1962年2月3日~6日南東映、併映「次郎長社長よさこい道中」。1962年9月2日〜4日南東映、併映「天下の快男児 旋風太郎」【サイズ:立て看&東映しおり表紙】【年代:1961】