説明
ワイオミング/脚本:フレイザー・ヘストン。音楽:ミシェル・ルグラン。監督:リチャード・ラング。チャールトン・ヘストン主演の開拓西部劇。1830年代のロッキー山脈を舞台に、過酷な自然の中で暮す山男たちの生活とインディアンたちとの戦い、そしてインディアン娘との愛を描くサバイバルアクション。ロッキー山脈の自然の中でハンターとして自由に暮しているビル・タイラー(チャールトン・ヘストン)と仲間、ヘンリー・フラップ(ブライアン・キース)は、ある日、泥棒インディアン、クロウ族の手から美しいインディアン娘ランニング・ムーン(ヴィクトリア・ラチモ)を救う。彼女は、ブラック・フィート族の酋長ヘビー・イーグル(スティーブン・マクト)の愛人だった。ヘビーの元に戻るのを嫌がる彼女を後にして、2人は、新しい仲間、ネイザン・ウェス(ジョン・グローバー)と共に年1回の集会に出席するために旅に出た。集会地ポポ・アジーでは、数百人のハンター達が集まり、毛皮の売買、酒を飲んでのどんちゃん騒ぎなどが繰り拡げられた。席上、タイラーは、友人メディシン・ウルフ(デイヴィッド・エイクロイド)から魔法使いを紹介され、ウインド・リバー山脈にビーバーが多く棲息する秘密の谷があることを聞く。その谷を探しに行く決心をしたタイラーとフラップは、ランニング・ムーンを伴いウインド・リバーを目指し出発。ヘビー・イーグルに襲われ、フラップとラ・ボンを失い、タイラーはひとり残されてしまう。ランニング・ムーンを助けるべく1人でブラック・フィート族の村に向かったタイラーは、計略をめぐらせ、ランニング・ムーンを救出するが、ヘビー・イーグルが立ちはだかる。ナイフをもち決闘する2人。朝日を浴びたイーグルのナイフがタイラーの胸に刺さる寸前、ランニング・ムーンの憎しみをこめた一発でヘビー・イーグルが地面に倒れる。久しぶりにインディアンを悪役に徹した作品。1980年11月22日公開だが豊橋では1980年~1981年6月まで未公開。【サイズ:B2ポスター】【年代:1980年】