説明
ハタモトケンカタカ/月番老中暗殺事件を背景に若年寄と結託する悪徳商人の武器弾薬買い占めによる幕府転覆の陰謀を暴く旗本宝大吉の活躍篇。大吉の動きにつられ、備前守らは刺客四方田鉄斎(戸上城太郎)をさし向け、暗殺を図る。山王祭りの混雑にまぎれ、将軍家の面前で小笠原対馬守(薄田研二)を殺害。大吉は長野備前守(阿部九州男)のふともらした一言から、事件の黒幕が小山駿河守(山村聰)であるのを知った。駿河守は越前屋(香川良介)と備前守をあやつって軍用金を集め、浪人群を集めて将軍家覆滅の陰謀を進めていた。陰謀を見破られたと知った駿河守は、文をおとりに大吉の心を動かし、暗殺を計画。品川沖に、駿河守の買い集めた莫大な武器弾薬が到着。大吉は文の苦悩をふりきり、駿河守一派の陰謀に対し、愛刀来国俊をとって立ち上る。1961年3月5日〜13日第一東映、併映「若い涙を吹き飛ばせ」。1961年6月7日〜13日銀座東映、併映「鳴門秘帖」。1961年8月23日〜26日南東映、併映「又四郎行状記神変美女蝙蝠」【サイズ:立て看&時代映画広告】【年代:1961】