説明
ヒッサツ!モンドシス/脚本:吉田剛。殺陣:清家三彦。監督;貞永方久。主題歌:葛城ゆき。シリーズ第6作にして最終作。大奥と老中水野忠邦(宝田明)が絡んで双子の世継ぎ弟暗殺の仕事を阻止する必要になる主水達仕事人、ラストは仕事人同士の争いで闇の仕事が遠くなる。相手の仕事人のボスが津川雅彦(清吉)は、今は権の四郎と名乗り、大奥で御下御掃除人・葛西衆を束ねていた。権の四郎と息子の清太は、捨蔵の生母であるお美津の方の命を受け、捨蔵の兄・家定の将軍世継の邪魔となる捨蔵を消すために暗躍していたのだ。そして、将軍家お世継ぎを巡ってお美津の方(柏木由紀子)と反目する、元老中・水野忠邦(宝田明)と上臈年寄・姉小路(松居一代)、その配下・大奥別式女衆もまた捨蔵を世継とすべく、捨蔵を捜すために似顔絵を描かせたうえ、北斎(鈴木清順)を殺害していた。二十年振りに、数奇な再会を果たした主水とお千代(名取裕子)、そして権の四郎。 清太の父親が主水だと思い込む権の四郎の歪んだ愛情は、主水に罠を仕掛けて、意外な悲劇を呼ぶがシリーズもマンネリ。1996年5月26日公開、豊橋松竹。【サイズ:B2】【年代:1992】