説明
センジョウノ7ニン/脚本:ウォルフ・マンキウィッツ。音楽:スタンリー・ブラック。監督:レスリー・ノーマン。第二次大戦中を舞台にした英軍と日本軍の戦争ドラマ。英軍兵士にとって太平洋戦線のジャングル地帯は地獄のような戦場だった。敵軍を迷わすための音響作戦に従軍していた七人のパトロール隊、隊長のミッチェム軍曹(リチャード・トッド)、ジョンストン伍長(リチャード・ハリス)、マクレイシュ上等兵(ローレンス・フレーザー)、通信担当のウィテカー一等兵(デヴィッド・マッカラム)。そしてスミス一等兵とエバンス一等兵は日本の斥侯兵を捕らえ憎しみが爆発、殺すことを主張したが隊長がそれを押える。バンフォース一等兵がその日本兵の監視に当ることになり、いつの間にか二人に奇妙な友情が芽生える。偵察に出たスミスとマクレイシュは、日本軍の分隊と出会い一人を殺して逃げ帰る。「英軍パトロール隊は完全に包囲されている。降服しなければ攻撃を開始する」というものだったが、捕虜兵がその意味を伝えようと猛烈に叫ぶが狂態としか思えず、おびえたウィテカーが彼を射殺。日本軍の射撃が始まり、生き残ったジョンストンとウィテカーは白旗を振る。日本兵たちはウィテカーの持っていた日本兵の水筒を見て、死体から奪ったと誤解の悪循環が始まる。戦争に誤解以外の理由が存在するだろうかというテーマが見える。1966年3月公開だが豊橋では1965年~1969年まで未公開。タイトルからして公開されそうなイメージ。【サイズ:B2ポスター】【年代:1966年】