きさらぎ無双剣

市川右太衛門/近衛十四郎、東千代之介、若山富三郎、里見浩太郎、高田浩吉、松方弘樹、山形勲、大川恵子、青山京子、筑波久子、原健策、佐々木孝丸、坂東好太郎、小田部通麿、尾型伸之介、月形哲之介

説明

キサラギムソウケン/原作:五味康佑「如月剣士」。脚本:結束信二。音楽:阿部晧哉。監督:佐々木康。八代将軍吉宗に代わり将軍の座を狙う大名の陰謀に立ち向かう正義の剣士たち。殺陣が魅力の豪快篇で汐見坂海岸でもロケ。右太衛門VS近衛の対決が見物。老中や尾張藩が組んで権力を狙う陰謀に大岡越前からの依頼で立ち向かう剣士達の活躍。主人公の播州三日月藩主が竜胆月之介で剣豪の市川右太衛門、対抗する剣豪蒲生鉄幹に近衛十四郎、鉄幹のライバル道場主に若山富三郎、若山の一番弟子で旗本御家人高田左近に里見浩太郎、将軍吉宗に東千代之介、大岡越前には高田浩吉、義賊五つ目小僧が松方弘樹と揃って悪役側が山形勲、石黒達也、坂東好太郎、原田甲子郎、佐々木孝丸などが対抗。白眉は右太衛門と近衛の対決で近衛VS若山、近衛VS里見など近衛が剣技を一手に引き受けて迫力満点、ラストの一騎打ちで右太衛門が左手の逆小刀で近衛の太刀を受けて右手の大刀で近衛の眉間を割る殺陣場面が素晴しく「きさらぎ無双剣初めて見た、見事!」と言って事切れる儲け役。映画的な面白さを満喫するちゃんばら時代劇。1962年4月11日〜17日第一東映、併映「大江戸の鷹」。1962年6月27日〜7月3日銀座東映、併映「Z旗あげて」。1962年10月27日〜30日南東映、併映「次郎長社長よさこい道中」。1962年12月19日〜22日銀座東映、併映「警視庁物語不在証明」。【サイズ:B2】【年代:1962】