説明
テツドウイン ポッポヤ/原作:浅田次郎。脚本:岩間芳樹、降籏康男。音楽:国吉良一、坂本龍一。主題歌:坂本千夏。監督:降籏康男。名優・高倉健が主演を務め、第117回直木賞を受賞した浅田次郎の短編小説を実写映画化。「駅 STATION」「あ・うん」など数々の作品で高倉とタッグを組んだ降旗康男監督がメガホンをとり、定年間際の孤独な鉄道員に訪れる小さな奇蹟を詩情豊かに描いた名作。廃線間近となった北海道のローカル線・幌舞線の終着駅で駅長を務める佐藤乙松。今年で定年を迎える彼は、不器用なほどまっすぐに鉄道員(ぽっぽや)一筋だった自身の人生を振り返る。幼い一人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、乙松は休むことなくずっと駅に立ち続けた。そんな彼の前に、ひとりの少女が現れる。愛らしい少女に、亡き娘・雪子の面影を重ねる乙松だった。雪のホームに立つ健さん、絵になる俳優の代表作。テネシー・ワルツが効果的に流れる(健さんの元妻江利チエミの代表曲)。1999年6月5日公開、豊橋東映シネマ1。2020年11月にリバイバル公開、2020年第18回とよはしまちなかスロータウン映画祭で上映。【サイズ:B2ポスター】【年代:1999年】