カサンドラ・クロス

リチャード・ハリス、ソフィア・ローレン/バート・ランカスター、エヴァ・ガードナー、マーティン・シーン、ルー・カステル、レイモンド・ラブロック、イングリッド・チューリン

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説明

カサンドラ・クロス/脚本:トム・マンキ―ウイッツ、ロバート・カッツ、ジョルジュ・バン・コスマトス。音楽:ジェリー・ゴールドスミス。監督:ジョルジュ・バコスマトス。1970年代に流行したパニック映画の1作で伊・英・米・独・仏合作によるオールスター映画。細菌を浴びた過激派がヨーロッパ大陸縦断列車へ逃れた。車内には伝染病が広まり、機密の漏洩を恐れた軍は秘密裏に列車をポーランドへ運び隔離しようとするが、その路線には老朽化したカサンドラ大鉄橋が横たわっていた。イタリアの製作者カルロ・ポンティ作品だけあって、アメリカ製パニック映画とは一味違う仕上がりになっている。骨太な社会派サスペンスではなく、アクションにまとめあげたのが勝因。ジュネーブにある国際保健機構に侵入した過激派ゲリラが研究中の伝染性病原菌を浴びたまま逃亡。追跡調査を開始したアメリカ陸軍情報部のマッケンジー大佐(バート・ランカスター)はゲリラが大陸横断列車に乗り込んだことを掴む。客を乗せたまま密閉された列車はコース変更し、カサンドラ・クロスと呼ばれる鉄橋へ向かうことに。大佐は細菌の処理と事件の隠蔽をたくらんでいた。チェンバレン博士(リチャード・ハリス)を始めとする乗客たちは抵抗を試みる。配収15億3千万円は1977年度興収ベストテン第3位、第1位は「キングコング」第2位「遠すぎた橋」、第4位「ロッキー」。都市圏では1976年12月公開だが豊橋では「キングコング」公開により年明け2月公開。1977年2月5日~3月18日広小路スカラ座、併映「ラストコンサート」。【サイズ:B2ポスター 2種】【年代:1977年】