説明
キカンシャヤエモンD51ノダイボウケン/原作:阿川弘之。脚本:山本英明、松本功。音楽:渡辺岳夫。主題歌:水木一郎「きかんしゃやえもん」。監督:田宮武。1974年3月東映まんがまつりのメインとして当時ブームだったSLを主人公に実写をまじえて製作された。62分。花形機関車だったD51やえもんも、寄る年波には勝てず近頃は失敗ばかり。仲間の機関車からは、時代遅れのやっかい者扱い。ある日踏切で立ち往生して、友達の少年・正に別れも言えないまま、田舎の機関区へと送られる。心配になった正は、長い道のりを歩き通してやえもんと再会。綺麗に掃除をしてもらったやえもんも、すっかり元気を取り戻す。正を乗せて町へ戻る途中、誤ってディーゼル機関車のハイハイに大量の火の粉を浴びせてしまう。大やけどをさせられて怒ったハイハイは、周りの機関車や駅員たちを巻き込み、ついにやえもんの解体を決定する。駅に三人組のギャングが押し入り、大量の切符を奪うと、操車場にいたハイハイを脅して逃げ出す。やえもんは正たちを乗せて猛スピードで後を追うが、火傷で力の出ないハイハイは、山道で立往生。正と仲間たちはハイハイに乗り移り、ギャングを取り押さえる。ハイハイを押して、町に凱旋するやえもん。この大手柄のおかげで、やえもんは解体を免れ、鉄道公園で余生を送ることになる物語。1974年3月16日~29日豊橋東映、東映まんがまつり、併映「仮面ライダーX」「飛び出す立体映画イナズマン」「マジンガーZ対ドクター・ヘル」「ミラクル少女リミットちゃん」「キューティハニー」6本立て。【サイズ:B2ポスター】【年代:1974年】